屋根の最も高いところの作業を実施するために足場を作成します。3mの高さがあれば、最も高い箇所でも作業は可能と判断して、最長では3mの単管パイプを購入。軽バンのルーフキャリアにしっかりとロープとクランプで固定してコメリから二度に分けて運搬。雪の降る中、一苦労でした(^▽^;)
この単管パイプを直交クランプとベース金具を用いて組み上げていきます。格子を組んでいくのですが、机やテーブルみたいな形をご想像いただければと思います。ただ、4本足でつっかえ棒なしだと倒れるかなと思い。6本足で横方向にも支柱を通して安定感を高めるようにいたしました。直交クランプで単管を縦と横に交差させて組み上げていきます。ちなみにこのボリュームの足場ならば3万円ぐらいで材料が揃います。足場のレンタルや業者さんに依頼することを考えればお値打ちだと思います・・・ただし安全性は自己責任で・・・
直交クランプを上手に水平に組み上げて行かないと、不安定でゆがんだ足場となりますので、まずは仮締めで水平を確認しながら作業です。
水平が確認出来たら、インパクトドライバーでガガっと締めます。きっちり締めて崩壊の危険性を少しでも和らげました。
この足場の1階と2階部分がほぼ組みあがりました。少しの歪みはありますが、3階部分も無事に施工できそうです。3階部分施工のために、2階部分に足場板を置いて作業です。3mの単管パイプは大人の男性であれば持ち上げることは可能な重さですが、高所作業となると、複数人でやることをお勧めします。筆者は単独施工でしたが、相当に肩がこりました。これも筋トレ!と思い、ひとまずは笑って乗り越えました。
2階の足場を活かして3階も組み上げ、ほぼ完成となりました。これで高所作業も出来そうです。ただ・・・やはり少しのぐらつきと足場板のたわみがあり・・・怖さを感じます。
グラつきは致し方ありませんが、板のたわみは、カフェ板を2枚重ねるとほとんどなくなることがわかりました。作業するスペースは2枚重ねとしていきます。ちなみにこの杉カフェ板は本来床材として使用されるものでして、土足で上がるところのフローリングみたいなものです。汚れたり傷がついたら削ってもよしみたいな感じです。今回使用したこの板は、ゆくゆく内装に使用予定で出費としては痛手とはなりません。また、単管パイプも使用方法についても考えがあり、今回の足場作成は費用的にもうまくいって満足です。
足場も出来上がり、これで高所の作業に取り掛かれます。この家最大の課題の一つ外壁の穴、その中でも脚立では手の届かないこいつを埋めます。埋めなくても・・・内壁で埋めてしまえば住む分には苦労しないのですが、鳥や蜂などが入ってこないように補修することといたします。