石膏ボードへのパテ塗りと並行して、天井の勾配部分の内装下地も作成してまいります。ちなみに前回ご紹介した壁部分は、幾度かパテを上塗りして、徐々にラスの目も目立たず仕上がってまいりました。珪藻土を施工する前段階に、パテの厚みによる凹凸はやすりで削って滑らかに平らにしていきます。
見た目は綺麗ではないのですが、素人の仕上げはこんなもんです(笑)。珪藻土を塗ればわからなくなるはず!
柱が見える内装(真壁仕上げ)とするため、既存の柱に石膏ボードを取り付けるための木枠を取り付けます。誰かに方法を習ったわけではなく、これでいいだろ・・・と素人大工発想です。これまでこの方法でなんとなく上手くいってます。
勾配に合わせて石膏ボードをカットします。尺金(L字型の定規)をあてて角度を取って・・・むかし算数で直線の交差する点の対角は同じ角度ですよ、なんて習ったなと・・・「人生で算数(数学)の公式とかって必要やん」と久々に実感。以前に勤めていた時の最終形態は、思考力低下で馬鹿になって当然のイージーモードな高級社畜状態だったこともあり・・・サバイバルな大工仕事で自分で考えて脳を使うことに、思考の冴えを感じることができて、なおのこと楽しいですね
ヽ(^。^)ノ肉体労働&頭脳労働でDIYリフォームは健康的かもです。
屋根の骨組みで、垂木を受けている母屋という横に連なる柱が存在します。その柱があること、その柱自体が歪んでいること・・・バチってるんですよ(屋根や瓦の大工さんたちは、真っすぐでないことを「バチる」「バチってる」と言ってました。「垂直」=「vertical」に由来しているみたいです。私も気にいって使ってます)なので、どうしても素人仕事では綺麗にピッタリと天井杉板を施工することがかなわず、最後の隙間部分は、その隙間の上にサイズに合う木の板を打ち込んで塞ぐのです。その部分が段差となって現れます。石膏ボードもその段差に合わせてカットして施工します。説明が下手ですね(^▽^;)下記の画像をご参照に
そこで、この段差と勾配に合わせて石膏ボードをカットいたします。
そして、パッカーンとはめ込みます。たいてい一発で上手くいきません。あと少し削ればハマるという時は全然問題ないのですが、切りすぎてボードが予定より小さくなってしまった時には(;´д`)一からのやり直しで石膏ボードを無駄にしてしまうわけです。しかし、今回はうまくいきました。良い感じに上手くいったときは快感です!
カッターはよく切れる刃を使ってます。さすがに100均で売っているカッターよりよく切れます。段ボールを捨てるときとか、段ボールを切っていると、その切れ味に心地よさを感じる代物です。
梁のある箇所は、針金で型を取り、石膏ボードをなるべく上手にカットします。これも一発では上手くいかないこともありますが、綺麗に石膏ボードがハマると快感です。俺ってやる~!と自画自賛しております!(^^)!
気温が高くなってきましたので、屋根裏の作業は暑くて(-_-;)しんどいながらもコツコツと取り組んで、2階部屋の勾配部分も全て石膏ボードを張り終えることができました。以前よりまた一段階、部屋らしくなりました。
この勾配部分の石膏ボードにも、今までと同じくパテを塗ってまいります。一面の珪藻土壁と柱。仕上がりが楽しみですヽ(^。^)ノ