仕切り壁をすべて撤去して大きな一戸の空間となりました2階。今作業中の居室を部屋とするため再度仕切り壁を作り直します。
2×4材を用いて仕切り壁の下地を作成していきます。石膏ボードを張りやすいように、材木の間隔がなるべく910mmとなるように枠組みを作成。しかし、おんぼろの古い家屋、柱があちこち歪んでいて、まともに真っすぐに施工させてくれません(^▽^;)
歪みを許容しながら枠組みを作成してまいります。完全に塞ぐと暗くなるかなと思い、開口部を設けて室内窓をこさえる予定といたしました。
従来あった柱を活かしつつ、仕切り壁の枠組みを作成。窓枠もそれなりに仕上がってきました。しかし問題が・・・。柱が真っすぐに並んでいないため、2×4材で仕切り壁の下地を作るとずれが生じるのです。柱を見せずに全部覆ってしまえばちょっとのずれは気にせず石膏ボードの施工は可能なのですが、せっかくだし真壁風にしたいなと思うと、この柱のずれがなんとも難儀します。石膏ボードの厚み分がり、それが柱より前に出てくるわけです(下の画像参照)
どうしよーと考え・・・結局化粧の板を入れて仕上げることに・・・それなら大壁(柱を覆って石膏ボードを張る仕上げ)で作成して、化粧柱を張ればよかったやん。。。てことなんですが、ここまでやったら後に引けないわけです。
コメリで檜の板を張ってきて施工することといたしました。こんな感じです。
見える柱(のような板)となりますので、綺麗に打ち付け致します。ネジや頭の大きい釘で打ち付けては施工跡が目立ちます。そこで化粧くぎを使用しました。こんなやつです。この釘は打ち付けた後、残ったアタマ部分をたたくと釘頭がポロリと落ちて、残った釘を優しく打ち込むと、釘の後が目立たなくなる代物です。
打ち込んで・・・クギ頭をたたくと・・・
ポロリとオチタ! 昭和の「芸能人水泳大会」のようにポロリ!ですよ! あの頃、親の目を気にしつつ居間のテレビにかじりついてた少年の筆者・・・いろいろメディアの普及した現代からすれば・・・時代遅れな光景ですかね(^▽^;)
ポロっと落ちて目立たなくなるその姿・・・なんと奥ゆかしい!その昔、社内で「頭でまくりの釘・杭」であった私は、その影響で居心地の悪いサラリーマン時代を過ごしました。この隠し釘のように、目立たぬように、はしゃがぬように、似合わぬことは無理をせず、人の心を見つめつづける、時代遅れの男になっていれば・・・、この新型コロナで下々の生活が苦しい昨今でも、のほほんと在宅で仕事しているふりをしつつ、ぼーっつとしててもお金もらえる従順なリーマンであったかも・・・。それって幸せ?(*´ω`*)と思いつつ、さかなは特にこだわらず、マイクが来たなら微笑んで十八番を一つ歌うだけの移住の日々です。
さてさて、冗談はさておき、石膏ボードを張っていきます。カッターで切って張ってとんとんとんとです。
良い感じ仕上がってまいりました。この後は壁の下地処理と珪藻土を塗っていく作業です。うん!部屋っぽくなってきた!
と、その前に天井の施工を済ませていきます。足場を再度組んでリフォーム続行です。