引き続き勾配天井を仕上げていく作業です。足場に上がって屋根裏に断熱材と杉板の内装材を設置していきます。まだ猛暑にはなってないこともあり、蒸し暑ささえしのげれば、作業に支障を来すことのない室温状態です。そして、首に下記画像の扇風機を巻いて作業することで、意外と涼やかに作業ができております。時は令和、扇風機は一人に一台の時代ですかね。優れもの逸品です。
新たに足場を組んだ場所。2階山側の北側の天井造作の開始です。この一列を終えれば、長きに及んだ2階居室の天井造作も完了です。少しずつではありますが、完成に近づいていることを感じる瞬間です(まだまだ先ですが・・・(;’∀’))
毎度のことながら、まずは垂木の間の寸法を測って、そのサイズに発砲の断熱材を切り出します。この時、幅の寸法が短くカットすると断熱材はスカスカで上手く嵌まりません。また、長く切り出すと・・・こちらもキツくて上手く嵌まりません。少しだけ垂木の幅より長いぐらいの切り出す・・・そうすると「えいっ!」て押し込んですっぽりと垂木間に発泡断熱材が固定されます。この快感、とても気持ちが良くて、日に日にその回数が増えている・・・ってことは、もしかしたら大工作業の腕が上がっているのかもしれません(^^)v
一通り、断熱材を挿入したので、お次は天井内装の杉板をはめていくのですが・・・ここで問題が発生。角の筋交いが邪魔をして、かつ、その筋交いが微妙に歪んでいて、すっぽりと杉板を収めることが出来ません(( ;∀;)仕方ないので、今回は短く杉板をカットして、少しづつ造作していく作業に作戦変更です。
足場の上に卓上電ノコをもって上がるのは危険なので、何度も脚立を登りして、床に降りて電ノコで杉板に微調整なカット施します。卓上電ノコがこれほど活躍するとは・・・。初期の屋根裏での作業の時に、手持ち丸ノコでカットしていて、上手に真っすぐカット出来なかったことが馬鹿らしくなってきます(^^;
杉板をはめていきます。はめていくと、その板目が綺麗で癒されます。この杉板パネルはコメリで購入している四国産の杉を用いたパネルです。四国産というのが気にいってます。このコロナ禍で久しく四国に帰ってないので寂しいと思う日々でもあります(;´Д`)
筋交いの歪みを回避しつつ、杉板の天井造作をワンブロックを張り終えました。下から見上げても綺麗な杉板の板目がいい感じです。
次のブロックの造作に移ります。ここの足場は階段空間の上に設置しています。つまり、足場のしたはほぼ一階の高さです。これまでの足場より高度感があり、作業も慎重におこなっています。というわけで、足場もしっかりと少しずつ組んで作業を行うことにしました。新たな作業箇所へ、しっかりと足場を組みます。
単管パイプはクランプを用いて組み上げていきます。がっちりと締めあげて、グラつかないように、くずれないように、足場を作成していきます。現在43歳に筆者・・・この移住とセルフリフォームをするまで、このような大掛かりな大工作業は、もちろん未経験でした。しかし、いざやりはじめるとしんどくも楽しく、新たな経験を積んで、ますます生きていくスキルを身に着けていることに喜んでしまいますヽ(^。^)ノ
しかし、まぁ、コメリに行けばなんでもあるもんで、当初はレンチを使って自力でクランプを締めていくもんだと思ってましたが・・・。あるんですよね、電動ドライバーに取り付けて六角ナットを締めれるソケットが・・・。ほんとに楽ちんで重宝しております。
一歩ずつ前へ前へです。コロナの影響で、出来ないこと出来たこと、いろいろと変化のある現在です。移住して時間がたちましたが、生活が安定してきて、開業に向けて戦略と自信を持つことが出来るようになってきました。このように居室を作りつつ大工の腕を上げて、素敵なお店も作り上げたいなと思います!