寒さ対策と内装を好みな感じにするため、既存のアルミサッシ部分に室内窓を作成しています。木枠とポリカプラダンを使って作成しておりますが、そのままだと無骨というか、雑というか、ですので内装部分は見栄えの良い材木を使用していきます。
北欧産のホワイトウッドにて作成された1×2材を用いて、木枠とプラダンで作った枠の内装部分に取り付けていきます。綺麗な窓枠として仕上がります。
上記画像の左側が造作する前、右側が造作後です。赤松材や2×4材で作成した枠にガラスの替わりとなるプラダンをビスで取付て固定。このままでも寒さ対策となりますが、不細工ですので室内部分はホワイトウッドで仕上げるという感じです。さて、この内装窓枠の取付、電動工具を用いてビスで留めると手っ取り早いのですが、ビス頭が残ってしまったりで不細工ですし見栄えがよくありません。ですので、この取付は細工用の釘やビスを用いて施工します。
コメリに行くといろんなものが売っておりまして、売り場を念入りに見学と探索をしていると、様々な道具や部材に出会えます。普通にサラリーマンな生活をしていると出会うことのなかったであろう、とても楽しい部材や工具などです。当たり前ですが、綺麗に内装を制作した時に、釘頭やビスの跡などは無いほうが美しいわけです。そんなニーズに対応できる釘やビスが存在しております。しかも、熟練の腕がなくとも施工可能な部材たちです。上記の左はフローリングにも使える極細ビス。右は釘の頭をポロっと落とせる隠し釘です。
実際どちらも優秀な釘でありビスなんですが、ビスのほうはどうしてもビス頭やその頭が食い込んだ跡が残ります。ただし、細工用ビスの方がより固定感があり、強めの力で窓枠を設置したい場合は、こちらが優秀かなと感じています。かたや隠し釘は、ビスよりも跡が残らず、特に強い固定力が必要とすることない場所で綺麗に細工したい時は、こちらが良い感じです。
上記画像、中央部の横方向の窓造作にはビスを使用しています。黒い点がビス跡です。その左隣の縦方向の造作枠には隠し釘を使用して取付ています。ビス頭ほど目立ちません。場所によって二つを使い分けて内装細工に取り組んでいます。隠し釘は施工作業が、プロっぽくて楽しくなったりします。
隠し釘は金づちで打ち込みます。愛用の「侍ハンマー」です。釘が曲がらないように真っすぐに、釘頭が落ちてしまわないように、大胆に繊細に打ち込みます。
隠し釘を打ち込み、木枠が固定されましたら、このピンクの部分を叩いて釘頭を落とします。この時、造作の枠を叩いてしまうと傷がつきますので、慎重にコンコンと叩いて落ちしていきます。
ポロっと釘頭が落ちて、木材の中に釘の芯のみが残存されて、木枠が固定されます。少し出っ張った釘の芯部分は、小さめの室内造作用の金づちで軽く叩いて木材の中に打ち込み沈めます。これで固定作業が完了。ここを塗装すれば釘はかなり目立たなくなります。
この方法で内窓を作成していますが、室内窓も作成です。隣室との境にある開口部に木材とプラダンを使用して壁を兼用の採光窓を作成します。閉会出来る箇所は左下部分のみとして、あとはハメゴロシ仕様としました。赤松の材木を用いて枠を作成。枠が出来がった後、ポリカプラダンを設置します。そして、その上(室内側)にホワイトウッドで内装の枠を取り付ける段取りです。
採光の可能な室内窓が出来上がりました。内装の枠も綺麗な質感で仕上がりました。塗装するか色をどうするかは、おいおい考えていこうと思います。
解体作業や外壁の補修などに比べると、造作をこしらえる作業は完成が綺麗ですし、作業の成果が目に見えて確認できるので楽しいですね(#^^#)。しばらくは引き続きの内装作業です。上記画像の左部分ですが、コルクを用いた壁を作ってみました。ここの作業について次回に触れてみたいと思います。今回もご覧いただき。ありがとうございました(^^)/