築50年近い我が家・・・築50年と信じ込んでいるのですが、最近、近所の爺さんから「50年どころじゃないぞ、もっと前からあった気がする。80年近いんじゃないか」と言われ・・・そんなに古いのか???と。爺さんの記憶が曖昧な感じはするけども、爺さんだけに昔を知っとるわけだし・・・。とにかく築年数の深い我が家の窓は、一枚ガラスのアルミサッシです。
けっこう大きいサイズの引違窓です。ガラスはおしゃれな紅葉柄。家にあるサッシはすべて一枚板仕様であり、すべて摺りガラスであり、シャレオツな模様がデザインされております。外から見えにくいことはいいのですが、とにかく冷気を引き込む箇所となります。ここに木材とプラダンを材料として室内窓を作成設置すれば、寒さ対策と内装の質感向上になるはずです。考えた方法としては、網戸のあるサッシ左部分は解放できる室内窓を作成し、サッシ右側部分は解放不可、つまりハメゴロシの内窓仕様でいいかなと思いました。というわけで、文章でうんぬんよりも完成したものは下記です!
既存のサッシは開閉と錠が可能となるように維持しています。内窓の右半分は固定しております。通風をしたい時は左の観音開き仕様の内窓を開き、既存窓を開けれるようにしています。今回の作成の順番として、まずは右側半分のハメゴロシ部分を作成します。既存の窓枠とアルミサッシの段差を考慮しつつ、なるべく隙間のないように、傾きのないように木枠の寸法を取ります。そうなんです。既存サッシの枠と窓枠との間に段差があるのです。まっすぐな材木をそのまま設置すると、傾きが発生しますので、木枠下段部分にはサッシの段差分だけカットします。結構苦労なひと手間でした。
四辺の寸法取りと材木の寸断が済みましたので、木枠をネジで固定して作成。この時に寸法取りした角度と違った角度で固定してしまうと、窓枠に上手く収まらず難儀することとなるので、慎重にネジ打ち固定作業をします。
木枠作成後、試しに窓枠にはめ込みましたが、上手くピッタリとハマり、今回の腕前に自画自賛(#^^#)。この木枠にポリカプラダンを取り付けます。
このポリカプラダンを取り付けた面を外側にして窓枠にはめ込みます。はめ込んだ木枠は既存の窓枠にネジで固定してしまいます。
この段階で、既存の一枚ガラスとポリカプラダンで二重仕様です・・・隙間があるので、効果は抜群ではありませんが(^▽^;)さらに、この木枠に内側からポリカプラダンを設置。これで中空二重仕様の固定内窓が出来上がり。
このままでは不細工な仕上がりですので、ホワイトウッドの1×2材で四辺の枠を作成して化粧仕上げを行います。このあたりの細工方法は次回以降に取り上げようと思います。ホワイトウッドの材木は綺麗ですね。塗装するかどうかはおいおい考えます。
右側の固定窓の設置が終わり、お次は左側部分に開閉可能な内窓を作成いたします。ここは観音開きの仕様を念頭に作成いたしました。まずは窓枠の作成。当たり前ながら、ちゃんと寸法を取って、上手に作らないと、開閉がスムーズに出来なかったり隙間が空いてしまったりと、あとで困るはず。というか・・・結局、ぴたっとしたものにはならず、一通り完成してから、サンダーで両方の窓が触れる箇所を削って微調整することとなりました。観音開きの窓の作成、難しい(^^;
既存の窓台の上に、檜板で新しい窓台を作成設置。観音開きドアの下部と上部はピタッとうまく収まってくれました。観音開きドアの中央部、左右の窓が触れる箇所が上手くかみ合わず。両方の木枠を少しずつサンダーで削って微調整して、おさまりを良くしました。最終的にはちゃんとした観音開きの内窓の完成です。
満足のいく内窓の内装となりました。まだまだ他の箇所にも内窓作成作業が待っておりますので、ひとつひとつ片づけていきます。ちなみに、我が家の2階北東箇所にあるもう一つのサッシ部分も内窓を作成しました。えい!やぁ!とこんな感じです。
材料の関係で、最初に作った内窓と多少仕様が変更です。やればやるほど上手になるDIYでしょうか(^^)/
次回は、内窓の作成での細かい作業についてご案内したいなと思います。