外壁の中でも特に傷みの大きい箇所の修復も終えましたし、解体もひと段落となりましたので、内装の工事に向けて下地を整えてまいります。当初とリフォームの内容と予定が変わってきております。壊して判明する計画の困難さがあったりもしております。2階の山側の1部屋以外は床を抜こうと思っておりましたが、その計画も変更です。2階の山側2部屋を一室にして寝室とすることにいたしました。長く時間を過ごす場所となりそうなので、断熱や防水を強化することといたしました。
トタン一枚の向こうは外・・・これでも内壁を作れば居住空間としては成立するのですが、後々の腐食やその箇所からの雨の侵入、外気温の侵入、などなどを考えて、防風・防水・透湿シートを施工することといたしました。現代の建築ではほぼ使われている材料です。様々なメーカーから多様な種類が発売されていますが、私がチョイスしたのは「シットール」です。みなさん、これ、知っとる?
採用の理由は、コメリで手に入る中でも一番お手頃な価格であったためです(笑)無給状態ゆえに、なるべく安価なものを選んでしまう傾向になっている筆者です。これをタッカーというホチキスのような、というかホチキスでバンバンと止めていきます。不安定な足場の上での天井最高峰で行った作業と違って、安定感ある床の上での作業は気楽でどんどんと進んでまいります。
隙間のないようにシートを施工いたしました。本来は外部から施工すべきシートを内部から強引に施工しましたので、性能としては今一つかもしれませんが、なんにもしないよりはマシ!と言い聞かせて、隙間なく施工しました。風がぴゅーと抜ける状態は軽減できていると思います。
断熱に厳しい人にすれば、これだけ隙間だらけの家に、断熱材を施工しても意味はないと言われると思いますが、無いよりはマシと言い聞かせて断熱材を施工していきます。トタン一枚よりかはマシであろうし、外部との音の伝わりも軽減されることを願って施工です。
断熱材のバンバンとはめ込んでいく作業もひと段落。2部屋を1部屋にするリフォームですが、なんとなく空間を分けるために腰壁を作成することといたしました。2×4材を縦横まっすぐ垂直に組み上げていく作業にもなれてきました。コメリで2×4材を買ってきて組むんですが・・・ホント安いんですよね。
断熱材の施工を終えて石膏ボードを施工と行きたいところですが、床との収まりを考えて、お次は床を貼っていくことといたします。ここはケチらずに、無垢材のフローリングを選択。ゴロゴロと寝そべったら気持ち良いかなと想像して作業を進めて参ります。